◆これだけは知っておきたい がん治療のための最新医療情報 ◆
■ANKリンパ球療法
「週刊がん」のホームページはこちら(2008年 VOL114に掲載されました)

→「月刊がん」2006年3月号に掲載されました(クリックで記事参照)

ANKリンパ球療法は第4の画期的がん治療法です。
がんの治療法には従来から行われてきた、

1. 手術
2. 化学療法
3. 放射線療法
の3つがあります。

ANKリンパ球療法はいずれとも異なる画期的な免疫療法で第4のがん治療法なのです。
免疫療法とは体の免疫力を高めて病気を治そうという治療法で、古くは丸山ワクチンなどに代表される免疫を刺激する物質を直接体に投与して癌を治そうという治療法も含まれます。丸山ワクチンは結核患者や癩患者にがんが少ないということに気づいた丸山先生(私の母校日本医科大学の元皮膚科教授)が結核菌から抽出したワクチンです。今でも日本医科大学に年間数万人が通院しています。アガリクスのような健康食品はほとんどのものが免疫活性化作用は確認できないものの民間療法では免疫療法に含まれます(試験管の中でリンパ球と反応させた実験ではアガリクスはリンパ球を直接刺激する作用はありません)。

では免疫療法とは一体どのような治療法でしょうか。

簡単にいうと身体が本来持っている免疫力(リンパ球)を増やしたり活性を高めてがんをやっつける治療です。

きのこを食することで免疫力を高められる可能性は昔から伝えられていましたが、前述のようにリンパ球を直接活性化する働きはありません。ただあるとすればその効果は間接的なもので直接リンパ球を増殖するリンパ球療法とは効果において比較になりません。

日本で行われているリンパ球療法は、大別してT細胞の一部が持っているナチュラルキラー細胞様の能力を増強して用いるT-LAKとナチュラルキラー細胞を増殖するANKがあります。
両者の効果の違いは、リンパ球バンクのHP(http://www.lymphocyte-bank.co.jp)で他療法との比較を参照していただくとよくわかります。
ANKがT-LAKに比べて10倍以上優れていることが理解できます。その理由は、ANKリンパ球療法はT-LAKに比べはるかに強い癌細胞に対する殺傷能力を持つナチュラルキラー細胞だけを1000倍以上に増殖可能な技術を持って培養したからであり、ナチュラルキラー細胞様の能力を持つ一部のT細胞を殺傷能力を持たない大多数のT細胞と一緒に増殖させるT-LAKに比べて、がん細胞の殺傷能力が比較にならないくらい優れているのです。
T-LAKのリンパ球は上に述べたように多くは殺傷能力を持たないリンパ球ですからがん細胞と遭遇しても判別できずに見過ごしてしまいます。兵隊でいえば敵を発見できない雑兵が多いということです。それに対してナチュラルキラー細胞は一つ一つの細胞ががん細胞を見つけるとたちまち襲い掛かる殺傷能力も非常に高い、兵隊でいえば特殊精鋭部隊です。

ANKリンパ球療法は単独でも効果を発揮しますが放射線療法の前、化学療法の前に免疫力を高めて両者の治療で低下するはずの免疫力を低下させないで治療効果を発揮することができます。また、化学療法前、放射線治療前にANKリンパ球療法用にリンパ球を採取し、化学療法後もしくは放射線治療後にANK療法を行なうことで弱った免疫系を改善するとともに残存腫瘍をたたくという効果も期待できます。そのほか手術後の再発防止の併用療法等様々な使い方が期待されます。

ANKリンパ球療法で健康な時のリンパ球を増殖して凍結保存しておけばがんにかかったときすぐ投与できるので、いざというときを考えると一番効果的な治療法ということができます。がんは高齢化とともに発症のリスクが高まります。是非とも健康な時にリンパ球を採取して必要時に備えるリンパ球バンクを薦めます。

詳細につきましては院長が分かりやすく丁寧に説明しますので来院の予約を電話ファクスまたはメールでお願いします。

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